料理研究家主催の少人数制料理教室。レシピ開発、フードコーディネート、テーブルコーディネートも承ります。

プティ・ボヌール

2014年06月のプティ・ボヌール


エスペレット村から山間部の道路を車で走らせ、サン・ジャン・ピエ・ド・ポーまで移動。
ここは、スペインにあるキリスト教の聖地サンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路で、巡礼者の宿場町なのだとか。
どうりで巡礼者の方が多い訳です。

丘の上にある城砦・シタデルまでの坂道を歩く途中、通りの壁には所々にホタテ貝のマークがありました。
これはサンティアゴ巡礼のシンボルマークで、巡礼者はこのホタテ貝のマークを頼りに巡礼の旅をするのだとか。

「そういえば、コキーユ・サンジャックは聖なる貝って意味だよね。
巡礼路にホタテ貝のマークがあって、巡礼者はそれを目印に巡礼の旅をするってNHKの番組で観たよ」
と、旦那さん。

でも、何でホタテ貝?

と気になったのでネットで調べてみると、サンティアゴはエルサレム、バチカンと並ぶキリスト教三大巡礼地の一つで、聖ヤコブが埋葬されている地なのだそう。
フランス語でサン・ジャックは聖ヤコブという意味で、コキーユは貝。
コキーユ・サン・ジャックは聖ヤコブの貝。
つまり、聖ヤコブが埋葬されている聖地の巡礼路なのでホタテ貝のマーク!

おぉーなるほど!
つながったわっ!!

と、二人で喜んでいたものの、そんな神聖なる歴史的な街とはつゆ知らず…。

A子ちゃんが言ってた通り、おとぎの国みたいな長閑な街やね〜

と呑気に歩いて来てしまった(--;)
相変わらず、うちら夫婦は何でもっと事前に下調べしないんだ?
と猛反省です(-_-)



「バイヨンヌグルメは最高!」
へ続く

私の選んだメインは、メルゥーというタラに似た魚料理です。
マッシュポテトの上に蒸したメルゥーとグリーンアスパラガスにいんげんを乗せ、タラゴン風味のオマールエビのフワフワソースをたっぷりとかけてあります。
ポーションはものすんごいボリューミーですが、生クリームやバターの量が少ないためか、とても軽くて優しい味わいです♪
美味しいーーー♪♪

旦那さんのメインは、パルロン・ド・ブッフ(牛肩肉)のブレゼです。
パルロン・ド・ブッフは、牛肩肉の事。
(フランスは、本当に肉の部位が細かく分かれていて沢山あるので、ややこしや〜(><)
ポレンタの上に、これまた特大サイズの牛肉のブレゼがドンッ!
その上には、キャベツとベーコンの蒸し煮にチコリがドンッと乗っけてあります。
素朴なポレンタの味とキャベツの甘み、チコリの苦味が絶妙のアクセントです。

付け合せもすばらしいっ!のですが、メインのお肉を食べてみて驚きました。
とっても柔らかいのですが、ホロホロと崩れる・とろけるようなという訳ではなく、ちゃんと肉の食感が残っているのです。

ぎゃーーっ、めっちゃ美味しいーーーーー!
私のメルゥーより美味しいのんが腹立つーーー!!

ブレゼは蒸し煮と訳されている場合が多く、私も蒸し煮だと思っていたのですが、
気になったので調べてみたところ、ブレジエールというブレゼ専用の密閉蓋を使ってオーブン加熱する調理法なのだとか。
野菜のブレゼと肉のブレゼの定義は異なり、肉の場合は加熱している間に肉汁と煮汁が適度に交換され、肉は柔らかいけれど肉の食感が保たれる、とのこと。

なるほどーーーっ!
だから、柔らかいけれど「しっかり、お肉食べました感」があるんですねぇ。
これを家庭で再現するのは、マジで難し過ぎて無理だけど・・・(><)

お腹はまんちくりん状態でしたが、デザートは?とマダムが聞いてきたので、
周りのほとんどのお客さんがオーダーしていたアールグレイ風味のフィナンシェに〆シャンをオーダーしました。
いちごとクレームシャンティという、これまたシンプルな盛り付けでしたが、素朴で優しい味わいにホッとしたのであります。

ところで、こちらのマダムが時々「チャオ」とか「プレーゴ」と言っていたので、もしかしてイタリア人かと聞いてみると、やはりイタリアマダムでした。

「もぉー毎日、こんな感じで忙しくて大変なのよっ、ホントにっっ!
うちのキュイジニエとシェフは全員日本人だから、後で紹介するわっ!」

と、一気に喋りまくったかと思ったら、また猛烈に働き出すし、
「エビアンのボトルをちょうだい」
という隣のテーブル席の常連さんには
「はいはい、いつものシャトーエビアンね」
と返したり。

何、このノリ?!フランスマダムとは全然ちゃうー!
関西のオカン系ギャグ?!

最後にシェフを紹介してくださったのですが、俳優並みの何とも爽やかなめっちゃイケメンくんなので、
旦那さんと二人で猛烈に驚いてしまったっ!

アッという間に満席状態になり、厨房は戦場状態だったにも関わらず、
お店を出るまで、素敵な笑顔で厨房から手を振ってくれていたシェフ♪
時々、関西弁が聞こえてきてたから関西の人なんかしらん?
せめて、名前くらい聞いとけば良かったよぉー、わーんっ(><)

にしても、あのイケメンシェフ、かなりイイ腕してはりますわー!
次回、パリに行ったら一緒に写真撮ってもらおーっと♪


「LE CETTE 」
7, rue Campagne Premièrede 75014 Paris
01-43-21-05-47

オブニーのネットでも紹介されています↓
http://www.ovninavi.com/756resto

パリ最終日の今日は、14区のCampagne-Première通りにある「LE CETTE」にディジュネで伺いました。

ある方のブログで紹介されていたビストロなのですが、初日に行った「ロゼ・バット」が定期的にお花の活けこみをしているのだそう。

「超ーここ行きたいーーーーっ!!」
と、旦那さん。
ですが、最終便でパリを出発するので、最終日のスケジュールはバタバタだから、ランチなんて行けるかどうか・・・。

パリでは珍しくプティディジュネも営業しているというビストロで、
ディジュネに行けない場合を考え、実は昨日の朝、行って来たのです。
お店の雰囲気がすこぶる良しで、これは美味しいに違いない!明日、絶対に行かなアカン!!
と、私の食い気アンテナがピピピッ!!!
という訳で、無理繰りに最終日のディジュネの予約をしたという経緯があったのであります。

昨日の今日ということで、マダムも
「あら、来たわね♪お好きな席へどうぞ!」
とサンパな対応♪
ディジュネは前菜・メイン・デザートが日替わりで2種類の中から選ぶという事なので、
まずはロゼワインをお願いし、前菜とメインはそれぞれ違う物をオーダーしてシェアすることにしました。

まずは、私が前菜で選んだ「人参のヴルーテ」
ヴルーテとは「ビロードのように滑らかな」という意味の料理の事です。
運ばれてきたヴルーテは人参のスープなのですが、見てビックリ!

なーんて綺麗な薄紫色のスープなんでしょうーーーー!!
こんな色の人参のスープ、見たこと無いわ、きゃーーーーっ♪

「セ・ジョリー、ノン?!」
とマダムに叫んでしまいました。

旦那さんの牛タンもとっても柔らかくて美味しいし、ヴィネグレットのお味もバッチリ♪
ここ、相当大当たりなビストロじゃない??
と、二人して思わずニンマリです。



「驚いたのはメイン料理の美味しさと・・・!」
へ続く


「LE CETTE 」
7, rue Campagne Premièrede 75014 Paris
01-43-21-05-47

オブニーのネットでも紹介されています↓
http://www.ovninavi.com/756resto

パリに着いた翌日のディジュネで、メトロのオデオン駅にほど近い「ル・コントワール・デュ・ルレ」に伺いました。
日本でもパリの人気店として雑誌等で紹介されているビストロです。
平日のディジュネと週末は予約を取らないということなので10分前くらいに行ったのですが、既に並んでます!
テレビ局の取材も来ていたりで、やはりパリでも大人気なんですねぇ。

さて、こちらでは本日のオススメから私はお米のサラダにバベットステーキを、
旦那さんは卵とキノコと生ハムのオーブン焼きにアニョーのグリルをチョイス。
実は十数年前にパリに駐在していた頃、イブ・カンドゥボルド氏のレガラードで食事をしたことがあり、
あまりの美味しさに感激したのですが、やはり今回も納得の美味しさ。
いろいろな素材のエッセンスを取り入れており、
ほぉ〜この素材をこう合わせるか!
と非常に勉強になりました。

帰国前日の今日は、北マレにある「レ・ザンファン・ルージュ」にてディジュネを。
こちらは、先のル・コントワール・デュ・ルレでスーシェフをされていた篠塚大さんのお店です。
なぜ赤い子供という店名なのかというと、その昔、この近辺にあった孤児院の子供達が赤い服を着ていた事にちなんでいるのだとか。
ちなみに、「マルシェ・デ・ザンファン・ルージュ」というパリで一番古いマルシェもマレ地区にあります。

私達は、アントレ&プラの2品でお願いすることにしました。
まず、アミューズで登場したのは、「人参のムース」
魚介のジュレとエストラゴンが散らしてあり、とても軽い仕上がりです。

アントレで旦那さんは「自家製テリーヌ」を、私は半熟玉子に少し酸味のある白いんげん豆のラグーを合わせ、ベーコンがアクセントになった一皿をチョイス。
旦那さんのテリーヌが、もぉーーー今まで食べた中で一番美味しいかも!
というくらい絶品!!
しっかりと肉の旨みと風味が感じられるテリーヌです♪
添えてあるチェリーとカブのピクルスも酢がキツくなくてマイルド。
フレッシュチェリーが旬なのでレストランkeiのお料理にも使われていましたが、ピクルスで登場するとは!とてもユニークで驚き!!

続いて、旦那さんはバベットステーキを、私はシェフオススメのリード・ボーを。
パリにいた頃、旦那さんがよくリード・ボーを頼んでいたのですが、実はお初の私。
こんな大きなリード・ボーは初めて見た!
というくらい、とにかく大きい!
フワフワで柔らかく、あっさりとしたフォアグラのようなお味。
美味しい〜♪♪
バベットステーキはハラミ肉のステーキのことで、ビストロ料理では定番のフランス人が大好きな国民食。
焼き加減は、やはりレアが一番美味しいとの事ですが、レアが苦手な旦那さんのために絶妙な焼き加減で仕上げてくださいました。

して、今回のバベットステーキ師弟対決、その軍配は・・・
レ・ザンファン・ルージュ!!
やはり決めては焼き加減。
コントワールのは、ちょっとローストビーフのような仕上がりだったのです。
お味は、もとても美味しかったんですけどね。

パリに居た頃、バベットステーキを食べたことが無かった旦那さんは、今回、その美味しさに目覚めて肉男化したよう。

帰国したらバベットステーキ焼いて!

と何度も言うのでありました。
近所のお肉屋さんに売ってるんかなぁ?


「Les Enfants Rouges」
9, rue de Beauce 75003 Paris
01-48-87-80-61

パリの北西約110qにある薔薇の村ジェルブロワ。
フランスで最も美しい村に登録されている人口100人ほどの小さな村です。
テレビ番組でこのジェルブロワが紹介されているのを見て、
「絶対ここに行きたいっ!」
と思っていたのであります。

毎年6月の第3日曜日にはフェット・ド・ローズ(バラ祭り)が開催されるのですが、
何でもこのお祭りは100年をこえる歴史があるのだそう。
丁度スケジュールが合ったので、レンタカーで行ってきました。

パリから車で小1時間ほど走ると、ジェルブロワに到着。
普段は牧場になっている場所が駐車場になっており、そこに車を止めて村へと入っていくのですが、
ホントにお祭りしてんの?
というくらい静か。
お祭りといっても派手なイベントは無く、ミニコンサートや薔薇で作った石鹸やジャムなどの小物の販売があったりと、村中の人たちによる暖かいおもてなしという感じです♪
薔薇の鉢植えの販売もしていたのですが、とても安いので、見事な薔薇の花の鉢植えを両手に抱えて持ち帰る人が大勢いました。

ところで、そもそもなぜこの村が薔薇の村と呼ばれるようになったのか?
その立役者となるのは20世紀初頭に活躍した印象派の画家、アンリ・ル・シダネル。
彫刻家のロダンの勧めでピカルディ地方に移り住んだ彼がジェルブロワを訪れた時、
村は宗教戦争で破壊されたままの荒れ果てた状態でした。
そんな村を気に入ったシダネルは「この村を薔薇で埋め尽くそう」と提案し、廃墟と化した村を美しく甦らせたのだそうです。

シダネルの庭園も一般公開されていたので入ってみると、白い花だけを植えた「白い庭」がとっても素敵!
「青と黄色の庭」は段々畑のような段差がいくつもあり、その高台からは庭と村全体を一望することが出来ました。
至る所に薔薇の花が咲き乱れ、詩情溢れる彼の作品の写真も展示されています

村の中心にあるシンボル的な存在の青い家「メゾン・ド・ブルー」には真っ赤な薔薇が咲き誇り、水色と赤のコントラストが美しく、古い石造りの壁や窓辺、ドアと村の建物全てが薔薇で彩られていて何ともロマンティック♪

村の住人の自宅の庭もきちんと手入れが行き届いており、ご自慢の庭でティータイムを楽しんでいるマダムもいたり・・・。
花を愛でてのんびりと過ごしているこの村の人たちの生活は、とても心豊かな暮らしに見えました。

薔薇と様々な花で溢れている村での生活。
都会暮らしの私達からすると本当に羨ましい限りなのでありました。

今日は日本でも雑誌で紹介されている話題の「Restaurant kei」へ。
星付きレストランを経てアラン・デュカス・オ・プラザ・アテネのスーシェフを務めたのちに独立された小林圭さんのお店です。

残念ながら、ディネは予約が一杯でしたのでディジュネで伺いました。

店内のインテリアはシャビーな壁にゆったりとした上品なグレーの椅子と真っ白なテーブルで何ともエレガントな雰囲気。
4月から取り付けたというサン・ルイクリスタルとシェフのコラボで完成した豪華なシャンデリアがキラキラと輝いています。
ソムリエの方曰く、まだ日本のメディアではこのシャンデリアのついた写真が掲載されていないのだそう。
もしや、私のブログで先行紹介?!

テーブルに着くと、アミューズがすぐに運ばれて来ました。
バジルと生姜のグラニテ
柑橘のムース
ホワイトチョコとピスタチオのタルト

ほぉーー♪
お味も見た目も素晴らしい〜♪♪

ディジュネは2コース
どちらのコースにするのかアミューズとシャンパーニュを頂きながら決めるのですが、
折角来たのだからと、お料理7品デザート2品の計9品で構成されているシェフのデギュスタシィオンコース(92ユーロ)をチョイスしました。
お料理の内容はサプライズということで秘密なのだそう。
ただ、メインのお料理で使われるエメンタール地方のシメンタール牛を60日間ドライエージングした牛肉の塊をギャルソンの方が見せにいらっしゃいました。

こんな凄い塊肉を見せられたら、そりゃ、牛肉を選ぶでしょーよーーー!
と言うところですが、
鴨と牛ならどちらがシェフはオススメですか?
と旦那さん。
本日は鴨肉がとても良いので是非オススメしたいというシェフからのお返事でしたので、鴨に決定!
わーい♪鴨LOVE♪♪

まずは今が旬のホワイトアスパラガスのグリルが登場。
軽くスモークされています。
最近のシェフのお気に入りの調理法なのだとか。
ヨーグルトのムースタイプのソースもスモーク風味です。

続いてサーモンミキュイと自家製マヨネーズの菜園サラダ
わーーー綺麗っ!!
と、その美しさに思わず叫んでしまったほど。
ハーブや花をふんだんに取り入れてあり、まるで小さなお城の庭園のよう。
色合いといいデザインといい、盛り付けのセンスがとても素晴らしいです!!

的鯛のタルタルには、チェリーとルバーブ、アーモンドを組み合わせ、少しだけコリアンダーの風味を効かせてあります。
赤ワインのエシャロットと一緒に食べると、また違った味わいに。
タルタルの周りには シローといって棗やしの白い小花が散りばめられていました。
可愛い〜♪

お魚料理2品目は、チュルボ(ヒラメ)のポワレです。
どうやったらこんなにフワフワに焼けるの?
と言うくらい、とても柔らかな焼き上がり!
黒いソースは、イカ墨入りのピストゥーソースでした。
このソースのお味がまた絶品♪

オマール海老のスープ
ココナッツの泡のムースとザクロソースがかかってあり、マスカットにミントやタラゴンのハーブが爽やかさをプラスしています。
面白い組み合わせのスープです。

冷凍されたお皿と一緒に運ばれて来たのは、お口直しのグラニテ。
レモンチェロ風味のグレープフルーツのグラニテで、一口サイズのタブレット型です。

そしてシェフオススメのシャラン鴨の低温ロースト!
流石!火入れが完璧ーーー!!
アリコベールとアスペルジュソバージュのソテーにアーモンドをトッピングした付け合せ。
黒いパウダーは、何と、黒焦げにした玉ねぎのパウダーなのだとか。

最後のお料理は、白ワインのソースと黄桃のピュレを合わせたゴルゴンゾーラのムース
まるでデザートのように軽いテイストです。
青カビチーズが苦手な方でも、これなら大丈夫そう。

最初のデザートはバシュラン。
何とも可愛らしいピンク色の球体は、フランボワーズのメレンゲです。
中には白味噌のアイスとイチゴとヨーグルトのムースが入ってあります。

デザート2品目はブランマンジェ
チェリーとルバーブ、生のアーモンドがトッピングされてありました。
お味は杏仁豆腐のフレンチ版といったところ。
チェリーの酸味が程よくマッチングしています♪

締めくくりの小菓子は、チョコ&ジャスミンのムースにはちみつとピスタチオのヌガー、
そして、ほうじ茶とショコラのミニタルトの3品。

どのお料理とデザートも、とってもエレガントでロマンティック!
旬の素材にハーブやお花をふんだんに使い、シェフ独自のエッセンスが随所に感じ取れるのでありました。

ノムリエです♪と自らおっしゃるソムリエの北山さんが選んでくださるワインも美味しいし、
お店のギャルソンのサービスも申し分なし。
とても素晴らしい&楽しいディジュネをいただけて本当に幸せな1日でありました♪♪


「Restaurant kei」
http://www.restaurant-kei.fr/welcome-japan.html

今日は、前から行きたかった9区にあるロマン派美術館へ。
19世紀の画家、シェフェールの館を利用した小さな美術館です。

美術館に行くだなんて、珍しいじゃない?!

と言われそうですが、実は、館内にある庭園カフェ「アン・テ・ダン・ル・ジャルダン」がお目当てなのであります^_^

10月半ば〜4月半ばまではクローズしてしまうこの瀟洒な庭園カフェ。
6月なので色とりどりの薔薇の花が咲き乱れ、緑の木立に包まれています。
そんな庭の木陰のテーブル席で、チーズケーキとモワルショコラをいただきました。

ん〜〜♪花々の気が満ち溢れ、吹き抜ける風が清々しい〜♪♪

デザートを食べながらおしゃべりしている老夫婦に勉強している学生さんと、
皆さん、とてものんびりと過ごしているのでした。

バイヨンヌから再びパリに戻り、旅の後半がスタート!

今夜は、パリ在住の友人Yくんとサン・ジェルマン・デ・プレにある「Yen」でディネを。
こちら、私達が帰国した2000年3月にオープンした本格的な手打ち蕎麦がいただける和食屋さんです。
空輸で届いた日本国産の蕎麦を、その日打つ分だけを店内の石臼で自家製粉し、店頭で職人さんが打っているんです。

オーダーしたのは、勿論、大好きな鴨セイロ!!
やっぱ鴨の本場だもんね。
鴨の脂がつゆに溶け出していて旨いの何のでビックリだわーっ!
日本で食べる蕎麦と、何ら遜色無い美味しさです。
フランス人のお客さんも多く、皆さん、トレ〜ビアン!パッフェ!!
と言いながら、上手にお箸を使って食べてはりました。
レベル高しなパリの蕎麦屋さんなのでした。


「Yen」
22,rue Saint Benoit 75006 Paris
01-45-44-11-18
早朝、駅でルルドまでのチケットを買おうとすると、今日はSNCFのストで電車が動かないから無理、と言うではないですか!
電車が一部区間でしか運行しておらず、ルルドに行きたければ15時のバスか明日でしか行けないとの事。

はぁーー?!(°_°)

電車がダメならレンタカーで!
と調べてみたら、こちらも途中の道路が二箇所も通行止めになっているし…。

ガーンガーンガーン( ̄O ̄;)

前回の旅行でバイヨンヌからトゥールーズ経由でカオールに行った際、ルルドで大洪水が起こって通行止めになり、迂回してトゥールーズまで行くはめになった結果、乗り換えの電車に間に合わなかったという、私達にとっては曰く付きの場所であるルルド。
そのリベンジで行く予定だったのに、またかいな…(T_T)

しかも、サンセバとスペインでのカヴァ飲み続きで胃腸の調子が良くないので、ルルドの泉の巡礼食でお粥さんまで作って持参したのにー!

わーん、今日に限って何でストすんねん、ドアホー(T_T)
ルルドとは縁が無いんかしら…(>_<)

と、嘆いていても仕方がないので、仕切り直しの作戦会議。
バイヨンヌに留学していたA子ちゃんオススメのエスペレット村と、サン・ジャン・ピエ・ド・ポーまでレンタカーで行くことにしました。

最大のお目当ては、エスペレット村のピモン・デスペレットです!
ピレネー山脈の山間にある小さな村で作られている唐辛子で、日本の赤唐辛子のように小さくて激辛では無く、肉厚で大きく、まろやかな辛味が特長の唐辛子。
バスク料理に良く使われています。

長閑な田園風景が広がる道を車で30分ほど走らせると、エスペレット村に到着。
バスク特有の白壁にモスグリーンの窓枠、赤オレンジ色の屋根の家が並び、一階はほとんどがピモン屋さんかレストランです。

とりあえず、プレーン、塩入り、ジュレ、ピュレなど、いろいろお買い上げして上機嫌な私。

♪───O(≧∇≦)O────♪

エスペレット村から山間部の道路を車で走らせ、サン・ジャン・ピエ・ド・ポーまで移動する途中、二人のおばあちゃまが、自宅で採れたであろうサクランボを売っていました。
通り過ぎてしまったのでUターンで引き返し、一袋お買い上げ。
1キロ5ユーロです。
あまり日本ではフレッシュなサクランボは好んで食べない私ですが、みずみずしくて美味しいお味に感動!

個人旅行は何かと大変(うちの場合は、特に旦那さんが…)ですが、こういう素敵な瞬間に出会える事が、まさに個人旅行の醍醐味ですね。


「巡礼者の宿場町 サン・ジャン・ピエ・ド・ポー」
へ続く


早朝の便でバルセロナからサン・セバスティアンへ。
空港からのバスでイルンまで行き、イルン・コロンという駅から電車でアンダイアを経由し、TGVに乗り換えてバイヨンヌへ移動。
当初は、空港からサン・セバスティアンのセントラルまでハイウェイバスで行き、そこから電車でアンダイアまで行こうとしていたけれど、乗ったバスがローカルライン。
かなり時間がかかりそうなのでスマホで検索していたら、途中停留所のイルンで降りた方がかなりショートカット出来ることが判明!
英語とフランス語が全く通じないバスの運転手さんに、何度もイルンと連呼していた為か、着いたら教えてくれました。

という訳で、今日から2泊3日でバイヨンヌ滞在です。
前回、ビアリッツからカオールに旅行した際、時間が無くて行けなかったバイヨンヌ。
今回は、そのリベンジなのであります!

バイヨンヌは、こじんまりとした素朴な印象の街。
予約していたレジデンスでチェックインを済ませ、レセプションのムッシューにオススメのレストランだと教えてもらった「Auberge du Cheval Blanc」でランチをすることに。

お店に入ると、とても感じの良いマダムが席まで案内してくれました。インテリアも上品で、何だか素敵な雰囲気です。

旦那さんは、44ユーロのプリフィクスコースから、イワシのマリネにアニョーとチョコレートのデザートを、私は24ユーロのムニュ・ド・マルシェでバイヨンヌの生ハムにマグレ鴨のグリル・ネクタリンとバジルのソース、デザートはタルト・オ・シトロンをチョイス。

最初にアミューズで出された白いんげん豆のポタージュを一口いただくと…
んんっ?!
めちゃくちゃ美味しいやないの?!!

豆の優しい甘みにトッピングのベーコンの旨味が絶妙なのですよ。
スープの美味しいレストランは他のお料理も美味しいので期待大です^_^

続いて運ばれて来た前菜を見て驚いたのは、盛り付けのデザインセンスがとても素晴らしいこと。
旦那さんのイワシのマリネは、長方形の薄切りのトーストにバスクの郷土料理ピペラドを乗せ、その上にイワシのマリネを重ねてハーブをあしらっています。
その周りには、ピモンのピュレとグリーンソースがお皿に線を描くように添えてあり、とても美しい仕上がり。

私のバイヨンヌの生ハムは、ルッコラとバターが添えてあるシンプルな盛り付けでしたが、生ハムにバター?
と意外に思って一口食べてみると…生ハムの塩気がバターでマイルドになり、すんごい合うではありませんかー!
この組み合わせ、初めて食べましたが、とっても美味しい!!

私のメインの鴨は少し火が通り過ぎていたのが残念でしたが、ベイクされたネクタリンとの組み合わせとソースのお味がとてもトレ〜ビアンッ!

旦那さんメインのアニョーには、小さな赤いココットにアスパラガスや絹さや、グリーンピースに空豆など緑の野菜の付け合わせと、ソースが別添えされていて、これまた驚きの一皿。
よほど美味しかったのか、
アメージング!
と、連発していました。

そして、最後のデザートでまたまたドビックリ!

わーーっ!こう来たかっ!!

お味と想定外のデザインに二人ともノックアウトされちゃいました。
こんなタルト・オ・シトロンは初めて!
♪───O(≧∇≦)O────♪

お料理の美味しさは勿論の事、マダムとギャルソンのサービスもとても感じが良くて完璧だし。
何より、グランシェフがご挨拶にいらしたのには驚きで。
とにかく居心地良しの素晴らしいレストランなのでありました^_^

レセプションのムッシューに感謝です!!

今日からまた二人旅になるので、残りのバルセロナ二日間はマジメに観光しよう!
という事に決めました。

が、しかし!

腹が減っては何とやらで、まずはランチから^_^

スペインに来て、まだパエリアを食べていなかったので、レイアール広場にある「ラス・キンザ・ニッツ」へ。
Rちゃんが置いていってくれた地球の歩き方で紹介されていた洒落オツなレストランです。
行くと、既に並んでます(°_°)
えっ?
安くて美味しいと評判の店と書いてあったけれど、そんなに美味しいのん、ここ??

イカ墨ご飯のアロス・ネグロも美味しいと書いてあったので、ガスパチョと牛肉のカルパッチョの三品とカヴァをオーダー。

ガスパチョは爽やかな酸味がのど越し良く、牛肉のカルパッチョも良いお味でカヴァにピッタリ!
二人前のアロス・ネグロの量は、日本ではどう見ても四人前の量ですが、旦那さんと二人で完食しちゃいました。

超〜美味しい!!
とまではいかないけれど、美味しい事は美味しいです!
サービスは残念ランクでしたけれど…(-_-)


さて、お腹が一杯になった所で本題の観光へ。
サグラダ・ファミリアやグエル公園などガウディの代表作がめじろ押しの青ルートの観光バスで一周することにしました。

カタルーニャ広場を出発し、カサ・バトリョを通ってサグラダ・ファミリアへ。
おぉーー凄い!!
実際に間近で見ると迫力あります!
流石に人気の観光名所なだけに、人が多いです。

そして、お次はグエル公園へ。
ここで途中下車し、歩いて行ってみました。

が、しかし!

暑い…暑過ぎる…(-_-)
日本では外出時は日傘&帽子なので、あまり直射日光ガンガンな中を歩くことに慣れていない為か、ものの数分で体力消耗ヘロヘロ状態に。
ガウディの家博物館を見学後、

ギブミーアイスッ!!

最大の見所であるグエル公園のシンボル、トカゲの像を見ずしてアイス屋に直行した私。
何でこんなに観光苦手なんでしょう?(ーー;)
(トカゲちゃんとサグラダファミリアの写真はRちゃんがくれました)

再びバスに乗り、終点のカタルーニャ広場まで。
2階席、と言っても勿論、屋根のある後部座席へ直行です。

日差しは強いですが、風がとっても心地よい〜^_^

そして、眠い〜〜(-_-)zzz

後半はうつらうつら状態。
やはり、観光には向いてないのかも(ーー;)
飲み食い専門?


シエスタ後、実保さん宅のParisナイトで知り合った、Cちゃん&Yくん夫婦が同じタイミングでバルセロナ旅行中だったので、再会のディネをご一緒に!

まずはタパスでアペロでも、という事でバルセロナの老舗バスクバル「イラティ」へ。
人気店だけあって、超〜混み混みです。
ピンチョスは、確かにめちゃ美味しい!
あまりここで飛ばしては後のお食事に差し支えるため、切りの良いところで打ち止めに。

そしてランチで伺った「ラス・キンザ・ニッツ」で再びディネをすることになりました。
夜は、ズッキーニのカルパッチョにCちゃんが食べたことが無いという牛肉のカルパッチョ、そしてYくんリクエストのイカのグリルに王道のミックスパエリアをオーダー。

相変わらず、サービスはお昼同様、やる気あるんかいな?的な残念レベルでしたが、アロス・ネグロよりミックスパエリアの方が美味しいかも?
こちらもランチ同様、バクバク食べてしまいました。
あーぐるじぃー(-_-)

Cちゃん&Yくん、楽しいバルセロナナイトをムーチョス・グラシアス!!

十数年前にミラノに旅行に行った際、宿泊先のマダムが日本人の方で、

スペインはスリが多くて本当に危ないの。手首ごと切られて時計を盗られるのよ!

と、恐ろしい話を散々聞かされ、スペインはめちゃ治安が悪いと思っていた私。
けれど、いざ来てみると全然セーフティーで問題無いやないの!
道路は広いし街は綺麗だし、地下鉄もパリのメトロみたいに臭くないし。
何より、スリらしき人相の悪い輩なんておらず、スペイン人は皆、新切でノリがイイ!!
住めるわ〜バルセロナッ!!!

今日は先にバルセロナ入りしていたRちゃん達に案内されて朝からサン・ジョセップ市場に行き、場内にあるバル「Bar Quiosc Modern」で朝カヴァを。
朝から美味しいタパスで飲めるだなんて、なんて素晴らしい国なんだっ!
お店の店員さんもノリノリのサービスで、店長さんらしきセニョールは、ウィンクしながらグラスに並々とカヴァを注いでくれるし、女性スタッフ達も感じがイイしで、朝からテンション上がりまくりです^_^

市場の中のバルなので、シンプルな調理法なのに、何を食べても感動的に美味い!
特に気に入ったのは、グリーンソースがかかったマテ貝や大きなアサリのガーリックソテーに、ガーリック風味の白インゲン豆。
こんな市場が近所にあったら、毎日のように通うのにー(T_T)

朝カヴァの後は、海まで歩いてビーチ飲み。
何のイベントだか分かりませんが、あちらこちらの道や広場で、グループ対抗サンバ合戦が行われていて、見物している人達の楽しそうな事といったら!

翌日帰国予定のRちゃん&P氏は翌朝早いので夕食は早めスタートに。
私達が借りているアパートの隣が昔ながらのイイ〜感じのレストランで、いろいろなタパスをいただきました。
偶然にもお店の若頭的なセニョールはイタリア出身と判明し、おじさんスタッフも交じって妙に盛り上がってしまった^_^
こういう出会いや盛り上がりが出来る旅って本当に楽しい〜!

今回の飲んだくれ旅行がとても楽しかったからか、何だか無性に寂しくなってしまったRちゃんと私。
お互いウルウルしながらお別れしたのでありました。
。・゜・(ノД`)・゜・。

Rちゃん&P氏、本当にありがとう!
また、一緒に旅行しょ〜ね〜!!


「Bar Quiosc Modern」
Mercado de la Boqueria 364-368 08001 Barcelona
93 318 12 88

Rちゃん&P氏と私達夫婦の4人は夜の便でバルセロナへ、A子さんはグラナダへ移動するため、またまたビーチのレストランのテラスでお別れ飲み。
今日も快晴で、既にビーチにはトップレスで焼けしている人達で溢れています。
旦那さんとP氏は、何だか嬉しそうであります(¬_¬)

A子さんの出発後、4人で向ったのはマリーナ沿いにあるレストラン。
ここでランチをいただきました。
オススメされたアンコウのグリルの美味しかった事!!
(完食後のホネホネ写真ですが…)
他のお料理のお味は普通でしたが、海を眺めながらの食事は、やはり気持ちがイイですな。

お腹も一杯になったし、空港に行くまでの時間は街ブラ&ショッピングをすることに。
ベンチで休んでいると、道路を渡った建物の広場で、まったりしている2匹の黒ネコちゃんとキジトラの3兄弟を発見!

ギャーかわゆすーー!

と駆け寄って見に行くと、横で同じようにキャーキャー言いながら写メしている女子が。
目と目が合ったので、貴女もネコ好きなの?
と聞くと、無茶苦茶ネコ好き女子だと判明。
お互いが飼っているネコの写真を見せ合い、

この子達はここに住んでいるみたいだね。
可愛いよね〜!

と一緒に3兄弟を見ていたけれど、私の語学力ではこれ以上会話無理>_<
という事で、P氏にヘルプミー通訳を求めました。

オーストラリアからの旅行者で、友達がホテルの部屋でシエスタ中なので一人で街ブラしていた所、黒ネコを発見してすっ飛んで来たのだとか。
とてもキュートで感じの良い素敵ネコ好き女子との出会い!

あーん、英語が話せたら、もっとネコ話が出来たのになぁ〜(T_T)

旦那さん達がサンセバランで走りに行っている間、Rちゃんと私は、ビーチ沿いにあるレストランのテラス席で、目覚めの朝カヴァタイム。
今日は雲一つない快晴で、最高ーのお天気です!

昨日は2軒目以降のバルが全てイマイチだったため、一人1バル1酒1タパスというルールを決め、いざ出陣!

温めます!温めます!温めましょう〜!

と、温めるピンチョスがどれか教えてくれたファンキーで陽気なセニョールが切り盛りしている「Restaurante Txondorra」。
グリーンオリーブに海藻をトッピングしたリゾットや、茹でたインゲンにヴィシソワーズソースをかけた物など、かなり創作系のタパスが売りな「Afuego negro」と順調なハシゴっぷりです^_^

して、満場一致で今日一バルに選ばれたのは「Borda Berri」(ボルダベッリ)
塩鱈モツやフォアグラなど、しっかり系のタパスが人気のお店。
オーダーしてから温めてくれるのですが、どのタパスも最高に美味しい!

ムイ リコ〜!!

あまりにも美味しかったので最後の10軒目で再び戻り、さっき食べたタパス以外でオススメをお願いすることに。
関ジャニの錦戸くんに似たお店のお姉さんはちょっと無愛想だけれど、私達がいただいたタパスをメモ書きしてくれ、さっきはこれを食べたから、今度はこれでイイ?
と、忙しい中、確認までしてくれました。
わーん、めちゃ親切な人やないのさ〜

。・°°・(>_<)・°°・。

どのタパスも丁寧に作られていて、本当に感動的な美味しさ!
塩鱈モツとパスタのリゾットは、マストオーダーしてくださいね。

パリからビアリッツ経由でバルの発祥地サン・セバスティアンへ。
飛行機の出発が遅れ、バイヨンヌからの電車に間に合わなくなりそうだったけれど、タクシーのムッシューが140kmでぶっ飛ばしてくれたお陰で、間一髪、電車に飛び乗ることができました。

今日からは、酒飲み友達のRちゃん&セニョールP夫婦に、NYからはRちゃんのイタリア語メンバーA子さんも合流し、5人による飲んだくれ巡礼の旅となります。

2日でバル10軒ハシゴ!!
というスローガンを掲げ、早速、バルへ繰り出すことに。

Rちゃんがバッチリ下調べをしていてくれたので、旧市街広場の市場前にある「Bar Gorriti」に入り、まずは再開の乾杯を。
チャコルという地酒にタコのピンチョスをチョイス。

ん〜美味しい〜!
一杯立ち飲み屋的な賑やか感が堪りません〜!

して、今日一で美味しかったバルはというと、2軒目に入ったフェルミン・カルベトン通りにある「Bar Goiz Argi」(ゴイズ・アルギ)
超人気店のこちらの名物は、エビの串焼きとチャングーロというクモガニの料理。
パプリカなどの野菜が入ったビネグレットと香ばしいエビの香りと甘さが絶妙なマッチング!
私はエビにチャングーロのカニミソディップを乗せていただきました。
究極の組み合わせです^_^

ヤダッ!!何これ?!!
美味し過ぎるっ、ヤバイーッ!!!

シシトウの素揚げも塩加減が絶妙で
「止められない止まらない〜かっぱえびせん」状態。
言うまでも無く、お酒のピッチが早くなってしまうのは当然の事でありました。

昨夜のパリナイトのお陰で時差ボケにもならず、
朝から早起き絶好調な私と旦那さん。
お天気だったので、まずはサン・ジェルマン・デ・プレ辺りを散歩し、
お部屋に戻ってプチディジュネです。

フランスらしく、クロワッサン?
いやいや、んな訳ありません。
今朝の朝食はというと…

お土産でいただいた野菜たっぷり実保さん特製ハンバーグ
カルボナーラ
ベビーほうれん草のサラダ
そして、ロゼワイン…^o^

って、ランチ並みやないかいー!
こうお天気が良いと飲んじゃうよね、めちゃ早朝やけど。
何時だろうが、時間なんて関係ありませんっ!

本日のスケジュールは、イケてるフルリスト巡りという事で、
オデオンにある「ロゼバット」へ。
お花の教室を主催している友人が絶賛オススメしているお花屋さん。
ショップ前に置かれているベンチにカップルで座ると幸せになれるんだとか。
が、しかし!
ベンチには植木が置かれているから、座られへんがな(-_-)

話は変わりますが、この時期のパリの日の入りは遅いため、
夜の10時くらいまで夕方と間違えるくらい明るいから、
何だかすんごく得した気分!
前回は10月だったから、暗くなるのは早いし、朝は9時頃にようやく日の出で、なかなかテンション上がらずでしたけど。
もう21時を過ぎているけれど、ご近所から聞こえてくるオペラをBGMに、
ワイン片手に昼飲み気分を味わっているNOWなのでした。
エエ〜感じ〜〜〜^o^
2014.6.1
今日から2年ぶりのヴァカンスの始まり始まり〜!
今回は18日までのロングトリップで、
パリ→サンセバスチャン→バルセロナ→バイヨンヌを訪ねます♪
これまでは秋に旅行していましたが、6月のパリ旅行は初めて。
そして、スペインに行くのも初めてなのであります、ワクワク〜♪

夕方にパリに到着し、リューデュバックのアパルトモンにチェックイン後に向かったのは、ご自宅でワインとおもてなし料理のお教室「セパージュ」を主催されている素敵お姉さま、実保さんのお宅。
パリ駐在中に私も通わせていただいていたお教室で、
セパージュはプチポワの原点ともいえる訳でして、
つまりは、実保さんは私のお師匠さん的存在の方なのであります。

今夜は2組のお教室の仲良し生徒さんご夫婦もご一緒に、
ディネにご招待してくださいました!

まずは、はじめまして&お久しぶりですを兼ね、泡で乾杯〜!
テーブルに着くと、マルシェで買われた極太ホワイトアスパラガスや珍しい品種のトマトなどなど、旬の野菜をたっぷり使った美味しい実保ご飯が次々と登場するわ、日本ではなかなか飲めないレアなワインがいくつも出されるんだものっ!
長旅の疲れが吹っ飛んだのは言うまでもありません!

ご一緒した生徒さんご夫婦の皆さんも気さくで楽しい方々で、宴は超〜ハイテンション状態です!!

早くもピギノアシックになっていた私は、数ヶ月前から実保さん家の子になった美男子猫のトラちゃんにも癒されたし♪

素敵な出会いと、こんなに楽しいParisナイトを初日に迎える事が出来たのも実保さんのお陰!
実保さん、ありがとうございました!
大感謝です!

♪───O(≧∇≦)O────♪

トラちゃん、追っかけまわしてごめんよ〜…>_<…

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